概要

箱は日常生活のあらゆる場面において、様々な素材・大きさ・性質のものが、様々な用途に利用されている。主には物の保管や輸送に利用される。容器自体で、一定の形状を保持できるものを「箱」と呼び、内容物により、形状が変化するものを「袋」と呼ぶ。この二つは共に基本的な容器の形状であり、それらは様々な側面で利用されている。

材料は、簡便なもの・商品などの余り再使用を前提としないパッケージとしては紙で作られたものが多い。しかし繰り替え出し入れすることを前提としたものや、ある種の装飾性を求めるパッケージの場合などではプラスチックや木、竹、鉄で作られる場合もある。形態は、直方体で蓋(ふた)が付いているものが一般的である。

密閉性が無く固形の内容物をまとめて運搬する用途の箱から、密閉性があり液体を入れる箱まで様々で、また内容物の性質にもよっても材質が吟味される。箱は物品を運搬・保管する上で便利な道具である。

その形状から工学的に垂直方向や水平方向で辺に平行ないし直角に加わる力には強く、同じ大きさの箱構造を積み重ねることにも向くことから、産業や社会の発展に必要な物資(→資源)の輸送と保管に利用され、文明の発達に寄与してきた(→コンテナなど)。ただし圧力と構造強度の関係から気体や揮発性のきわめて高い液体を高圧で封入する用途には向かず、その場合はボンベのような専用の容器が利用されている。